ハンドルバー幅、ワイド化!!785㎜から始めます。
ハンドルバーの幅をサトシ的な主観で考え続けました…
悩んでても仕方ないので、まずは試す。
試して、整理して、また悩めばいい…(お金の許す範囲で)
そう自分に言い聞かせて、妻に内緒で買ってしまいました…(お金は自分のお小遣いですよ…)
動き出せば早い(笑)
はい、こちら!! 「FUNN Kingpin35」
以下、HPより
〈独自規格の7000番系アルミを採用し軽量化と高強度を実現しました。サンドブラスト処理を行う事により、強度の向上と鮮やかなグラフィックが特徴です。ダウンヒルやエンデューロに最適なモデルとなっています。〉
ながっ!!!
というわけで、取り付けて家の前で遊んだ程度の感覚を整理していきたいと思います。
でもって、サトシ的な期待値も考えてみたいと思います。
Kona BigHonzoのハンドルバーをワイド化した。
なぜワイド化したのか
マウンテンバイクシーンのハンドルバーの長さについては、過去記事で色々とサトシ的考察をさせていただきました。
なので、目的として「現代的なライディングスタイルを目指す」
その手段として「マウンテンバイクシーンのスタンダードを一定は取り入れる必要がある」と考えました。
もちろん、その根底として、
・サスペンション性能の向上
・パーツの剛性アップ
・ホイールの大径化
という、機材の進化があります。
機材の進歩にライダーとしてどう合わせるのか、どこを取り込んでいくのかもポイントではないかと考えます。
そして、その根底にサトシが当てはまるのが
<ホイールの大径化>
そう、下り系29erです。
なんでもかんでもハンドルバーをワイド化する必要は無いと考えています。
正直、27.5プラスで乗っていた際には、720㎜でも全く違和感無くライドしていました。
しかし、29er化にしてUP MTB PARK IN KANNABEでライドした際に、どこか不安定さを感じました。
安定感を増すはずの29erで不安定さを感じたんです。
この違和感を整理すると、ひとつのサトシ的な答えがでました。
<29erのホイールの大きさが要因かも。ホイールの小さな挙動やブレを修正するためのハンドル操作が負けている>
あくまでサトシ的な感覚です。
とても不思議でしたが、よくよく考えると当たり前でもあります。
大きな力を動かすには、その大きな力に見合った別の力が必要です。
29erというタイヤの大きさは、走行中の前へ進もうとする慣性を生んでいます。
その中で、衝撃などで進もうとする力が阻害され横にぶれるなどした際、ラインがずれるなどしないようにハンドルバーで進む力を修正・微調整しているはずです。
その修正・微調整する力が、サトシと720㎜のハンドルバーでは29erが転がろうする慣性に対して非力(サトシ的感覚です…)
そういった感覚を持ちました。
現実的にサトシがライドさせていただいているトレイルは気の生い茂ったシングルトラックがメイン。
ハンドルバーの長さを考えると785㎜は長すぎます。
トレイルライドをターゲットにすると、サトシ的には720㎜が現状ではベター。
しかし、より高い安定感を求めることもレース参戦を視野にいれれば当然試さなければいけないことでした。
機材にライダー(サトシ)が合わせていくことも重要な要素かもしれません。
ですので、ハンドルバーのワイド化というのは早急に試すべきこと、かつ必要なことと考え(妻に内緒で)購入することに至りました。
期待できるメリット
・まずは、何と言っても抑え込む力が増大することでしょう。
サトシの非力さを、ワイドバーで補ってくれる。
これが最大の期待でもあります。
そして、姿勢の安定。 なぜワイドバーが抑え込みを補ってくれるのか、姿勢が安定するのか。
腕立て伏せで考えてみます。
狭い幅で腕立て伏せすると、身体を使う部分が小さくなるので各部位の使う力がたくさん必要になります。
しかし、適切な広さで行えば前面の力だけでなく背筋も有効に使えます。
胸が広がると呼吸がしやすくなります。
可動域が広がると体の動きも効率が上がります。
そういった点から、 ハンドルバーのワイド化で可動域が広がる、リラックスした姿勢がとれることで、動かしやすくなる身体の状況を作ってくれる
→結果として、抑え込みやすくなるという効果をもたらしてくれる と考えます。
想像するデメリット
これもはっきりしていると思います。
<低速時の不安定さ>
<ハンドルで曲がろうとすると不安定になる>
これに尽きると思います。 ハンドルが長いとアクションがしにくくなるかと言えばそうではないと思います。
身体をハンドルバーに預けてしまえるので、スタンディングスティルも安定してできました。
ジャンプ系のアクションも、ハンドルを回すわけではないので影響は少ないかと。
引く力は強くしないといけない感覚はありましたが、それは個人差がありそうです。
一番わかりやすいのが、トレイルライドなんかの狭いつづら折りの下り。
マウンテンバイクを倒して曲がることが難しい箇所なので、ハンドルで曲がらなければいけません。
で、長いハンドルバーは操作性が悪い。
ハンドルを切れば切るほど、体重を後ろに残したい気持ちとは反対に、身体は前傾して不安定さを増します。
これに関しては、本当にデメリット。
でも、ワイドバーを使う以上諦めて良いかなと思います。
それ以上のメリットを享受できると思うので。
もう一つのデメリットは、車内に積み込むときに邪魔…
ハンドルバーだけが居場所を取り、今まで以上にスムーズにスマートに積み込むことができなくなるように思います。
それこそ、ハイエースなんかに数台積み込んだとしても、ハンドルバーだけが無用にスペースを取っているのではないでしょうか!!
サトシ的主観で
ハンドルバーのワイド化、ひとまずオリジナルの785㎜から試していきます。
サトシの勝手にホームトレイルとUP MTB PARK IN KANNABEの2か所でライドした上で、適正か無理が発生しないか、適応していけるか、を整理したいと思います。
期待値としては、この長さでいけるのではないかと思っています(サトシの身長は172センチで腕は長め)
しっかり真ん中に乗りつつ、ワイドバーに身体を残しながらフロント荷重ですっぽ抜けないようにライドしていきたいと思います。
また、ハンドルを切って曲がっているつもりはないですが、やっぱりどこかでハンドルを切りすぎていることもあります。
なので、ワイド化すればハンドルを切って曲がることはより難しくなるので、腰やお尻を意識して倒して曲がっていくことも修行したいと思います!!
涼しくなってきたので、楽しんでライドしていきたい!!