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ただのマウンテンバイク好きがエンデューロレースに参戦する予定を綴るブログ。でも、山に纏わる他のネタも散りばめる予定です。

誰も教えてくれない下りでのペダルの動きのこと

先日、サトシがトレイルライドさせてもらっているいつもの山へ。 KIMG3767.JPG

自宅~山~自宅の自走トレイルライド。

久々のロングライドやったんでヘロヘロになりました…

しかも、左脚の裏太ももからお尻にかけてがずっと痛かったので、ペダリングだけでなく下りでも思うように荷重、加重、抜重ができなかったので楽しさも半減でした。

 

痛みを出さないようにペダリングを色々工夫しながらふと考えました…

ペダリングはいろんな人が教えてくれるけど、下りの時のペダルの動きって誰も教えてもらうことなかったなー。」

マウンテンバイクは全身の動きが連動されており、一部分の限定的な動きではないのは容易に想像できると思います。

 

ロードバイクにおいては、ペダリングというスキルのウェイトが大きいと思うので、足首の角度や脚の回し方などなどより深くシビアになっていくのでしょうか。

 

では、マウンテンバイキングの中でのペダルの動きをピックアップしたらどんな話になるのか… なーんてことを考えながらライド。

普段無意識にトレイルライドしているときとは違って、身体の動きの変化や繋がりとペダルの関係マウンテンバイクから出てくる反応や挙動を拾うペダルの役割など、いろんな発見があったように思います。

意識してライドするからぎこちなくなって転びかけたりもしましたが、無意識でやってきたことを振り返るには良かったライド。

 

サトシ個人の主観ですが、下りでのペダルの動きをまとめてみました。

なんで誰も教えてくれないのか??

これに関しては、たぶん答えは1つ。

<マウンテンバイクはパーツが多すぎて、他のパーツが下るという点において重要であり効果もあるため、直接的に触れるに至らない。>

そんな風に思います。

 

ペダルの質(薄さや広さ、ピンの食いつき、シューズとの相性など)に関してはこだわって当然のパーツです。

サトシ的には、ペダルって他の部品と比べても高級なイメージがあります。

なので、結構重要パーツの1つだと考えます。

しかし、細かいスキル的な話に登場しない。 前述した通り、ペダルよりも下ることにおいての重要性や効果を発揮するパーツが多いことにより、埋もれているのだと考えます。

トライアルだとアクションを発動する最初の部分なので、技術的にもかなり重要視されていると思います。

でも、下り系では触れることはない… 触れてみたらどーなんだろーってお話が続きます(笑)

下っているとき、ペダル位置はどうなっているのか??

実際に自分がライドしているときに、ペダルの角度を気にすることはないと思います。

で、実際にどうなのか… ペダルは上下していましたー。

例えば…

 

①平坦なところから斜面に入り、斜度に合わせて前傾なアタックポジションをとったとき →斜面に合わせて瞬間的にペダルは下を向きます

②下り中、ライダーは身体が前に行きすぎないように一定のところで身体を垂直を保つ →自転車や斜面の角度とは別に、身体が垂直を維持することに合わせてペダルは水平を維持

③ギャップを吸収する際 →リアタイヤがギャップを入る瞬間、水平からギャップの角度に合わせてペダルを上向きに。 →リヤタイヤがギャップを抜ける瞬間、膝や身体を曲げ衝撃を吸収し着地に合わせるためにペダルは水平から斜面に合わせ、着地させたいタイヤ角度調整のため上下させる

 

そんな風に動いているように思います。

ブレーキング時のペダル位置はどうなっているのか??

ブレーキング時、イメージでは腰を下げてタイヤに加重するのでペダルは上に向く。

しかし、これは瞬間的なものだと思います。

瞬間的にブレーキを効かせるために、ペダルを上に向け前に踏み込むような動きをしていると思います。

しかし、これも瞬間的です。

次のアクションに向け、身体を垂直に戻してペダルは水平にしています。

激下りでハードブレーキング状態であれば、腰を引いてペダルを前に踏み込み強く加重させているでしょう。

強くブレーキングしても止まらない、バランスを崩されるライダーはきっと腰を引き過ぎてペダルが上を向いていると思います。

制動力の高いフロントブレーキへの加重ができないことには、過度な後傾=ペダルが上に向いたままが要因ではないでしょうか。

下りで必要なペダルスキルとは??

下りの速さは人それぞれですが、ペダルの動きの変化は瞬間的。

ですので、改めて考えている暇なんでないのでしょう。

きっとそうです。 でも、それではスキルアップの道が遠ざかるように感じました。

どうせなら、ペダルの質だけでなくその働きなんかも少しずつ考えていきたいなと。

で、下りで必要なペダルスキルとは…

・ペダルの自然な動きを邪魔しない →足首や膝の柔らかさが大事

・ペダルの動きでタイヤを操作している意識を持つ →マウンテンバイクはタイヤで走っている

当たり前ですけど、できたら苦労しませんねー。 修行します!!

まとめ

なんでこのことを思ったか。 そんなに気にすることか。 その理由… 感覚的にはこれ。 Effect_20190831_075519.jpg はい、ブランコ(笑) 前に漕ぎ出すとき、当然つま先は上を向きます。

→プッシュの動き 後ろへ漕ぐときはつま先が下を向きます

→プルの動き でも、プッシュプルを繋ぐ瞬間は絶対に水平になります。

 

アップかんなべの巨大ブランコ、一つ一つの動きがめっちゃスロー。

一つ一つの動きを維持する時間が長い。

なので、つま先を上げている時間も長いし、つま先が下がっている時間も長い。

でも、その間に水平の時間も長い。

 

スローなので、その水平時間をしっかり維持しないと、プッシュプルの繋ぎがズレる。

ズレると、思うより大きく漕げない。

身体が垂直でペダルが水平を維持することで、その前後のアクションがより効果的にできる。 そう感じています。

 

ペダルは単にバランスを取るためのものではないでしょう。

クランクを介してトルクを駆けるものでもありますが、前提にはこういったアクションを効率良く、効果的にするための要素が詰まっていると考えています。

 

何が言いたいのかというと… 基礎テクなホッピングやリアアップなんかしていくと、結構ペダルの角度を意識しなければいけないことに気づく。

できるかできないかは、ペダルの位置を把握、意識して角度を調整できているいるかどうかだったりします。

 

なので、サトシも改めて基礎テクやります(笑) KIMG3776.JPG

高級サイクルスタンド、いつもありがとう。 空がサイコーに気持ち良い!!