ハンドルバーのワイド化をトレイルライドで確かめてきました!!
台風19号の被害が次々と報告されています。
被災・被害にあわれた方々には一刻も早い復興、復旧、一日でも早く元通りの生活ができますようお見舞い申し上げます。
今年は大型な台風が多く、その都度甚大な被害が報告されています。
幸い、サトシの済む兵庫県東播磨地域では大きな被害はありませんでしたが、たまたまだと思います。
加古川という河川がありますが、決壊すれば甚大な被害は容易に想像できます。
今後は今回のような被害状況になると想定された際には、臆病になり即避難と決めた次第です。
そんな台風が日本に接近する前の9日(水)にサトシの勝手にホームトレイルでライドしてきました。
朝から爽やかな空気感の中、Kona BigHonzoのワイド化したハンドルバーの投入です。
過去記事「ハンドルバー幅、ワイド化!!785㎜から始めます。」
家の前で乗っただけでも、今までとは違った感触の中「これはいい!!」と直感しました。
いつも乗りなれているトレイルなので比較もしやすい。
気持ちよさだけに負けないように、しっかりハンドルバーのワイド化を考えてきましたよ!!
ハンドルバーのワイド化はどうだったのか?
トレイルライドでのメリットは?
ワイド化のとにかくメリットと強調されるがこれ。
<抑え込みが効く>
これについて、サトシの勝手にホームトレイルはそこまでハイスピードにはならないので、今までと大きな変化を感じることができませんでした。
逆に言えば、<抑え込みが効く>ということだけを共調すること自体に疑問を感じました。
後述しますが、整理したら少しスッキリできました。
では、メリットはどうだったのか?となってしまいます。
サトシ的ではありますが、
<ハンドルバーのワイド化=身体をフロントに預けやすくなる>というメリットによって、<下半身の機能が増す>ことを共調したい
と思います。
<下半身の機能>とはどういうことか。
ハンドルバーのワイド化によって、
少ない力で上半身がリラックスできている=下半身の動きを阻害しない
こういったメリットが生まれているように思います。
サトシはハードテイル乗りなので、下半身の動きはなおさら重要です。
自分自身がサスペンションとなり、スムーズなライディングができるようになりたいと思っています。
ハンドルバーにフロントが預けやすい、少ない力でフロントタイヤの挙動をコントロールできるという状況が、下半身のサスペンションとしての動きが今まで以上に機能していたと感じました。
実際、いつもより攻めても「転ぶ気がしねぇ…」
と酔いしれました笑
何より、少ない力でフロント加重ができているという実感がありました。
そして、自由にフロントが動いている。
フロントの動きを自分が邪魔していない、そんな感覚をわずかですが持てていました。
これが<抑え込みが効く>というメリットになるかと思いますが一度整理します。
サトシ的には、<少ない力でフロントの抑え込みが効くようになることで>、<下半身の自由度が上がり>、<結果として全体のバランスが高まる>ための1つのきっかけになります。
よって、<抑え込みが効く>がハンドルバーのワイド化のメリットの全てではないと証明できました。
で、前述した「転ぶ気がしねぇ」モード笑
サトシはやはり下半身の動きにより注目するようになりました。
下半身のサスペンションとしての機能をより高める要素である、<路面状況の察知機能の向上>でした。
下半身の動きに集中できるようになると、路面状況を読み取ることにも意識が向くようになりました。
路面状況の察知能力が高まり、かつ上半身がリラックスして上半身の自由度が高くなると、その時々のアクションを入れる動作がすごく楽になりました。
「ギャップがあるから抜重する」こともあれば、「このギャップは飛ぶきっかけにするために加重する」、とかを今までよりも自由度が上がりました。
サトシのBigHonzoDLは29er化されているので、27.5セミファットより腰高感は否めません。
しかし、倒せた。 コーナーが楽しい。
これが、阿藤氏のいってたリラックスかー、なんて思い出しました。
過去記事「UP MTB PARK IN KANNABEの2度目を振り返る」
リラックス大事。
もちろん、適度な緊張があるとして、その中で最大限リラックス。
上半身が固まってたらアカンってことがよくわかりました。
その意味を気付かせてくれたハンドルバーのワイド化、サイコー。
トレイルライドのデメリットは?
トレイルライドでのハンドルバーのワイド化は、やはり何と言っても長さがデメリット。
木々が生い茂ったトレイルなので、やはり気を遣う場面がありました。
でも、思うよりストレスでは無かったです笑
そんなもんと思っていれば、気にするものではないんですね~
ぶつかりそうと思えば減速したり、回避したり対応できるもんですね。
しかし、狭いつづら折り下りは厳しかった… 案の定、ハンドルを切らなければ曲がれないところでの姿勢は何も生まれない苦行…
でも、区間としてはわずかなので割り切っていけば大丈夫ですね。
そうなると・・・
体格などを考慮したうえでのハンドルバーのワイド化はデメリットないねー、とサトシは断言します笑
ただ、ワイド化がどこまで有効かはライダー次第なので、それ以上の話はご勘弁ください。
ハンドルバーをワイド化したサトシのライドはどうなっていくのか?
サトシの目指すべきところは・・・
<下り系29er>
ですので、ハンドルバーのワイド化によって享受できるメリットは大きいです。
ワイド化は特に29erに有効なものではないかとも考えました。
その根拠としては、やはり29erという特性をより良く理解したうえでの検証が必要でしょう。
29erの特性である<障がい乗り越え性>と<直進安定性>の2つがあることで、26インチのように必要以上にフロントを引く、抑え込むというアクションが大幅に省かれてきています。
このメリットを阻害しないためにも、上半身のリラックスを生むためのハンドルバーのワイド化は必須でしょう。
また、現在の下り系のフレームジオメトリーも影響するでしょう。
・長いトップチューブ
・短いリア
・後ろ乗り
現在のスタイルをもっと深めていくことで、下り系29erとしてのサトシ的スタイルの目指すべきところが見えてくるかもしれません。
と言いつつ、気持ちよい気候になってきたので、純粋にライドすることがサイコー
です!!