satoshi-enduro.com

ただのマウンテンバイク好きがエンデューロレースに参戦する予定を綴るブログ。でも、山に纏わる他のネタも散りばめる予定です。

最初の1台はフルサスかハードテイルか。

三連休ですねー。

マウンテンバイクシーンでは、SDAクロスマウンテンバイク王滝ENS第三戦が苗場Coupe du Japonがウイングヒルズ白鳥で開催されました。

 

トレイルランニングでも100マイルを走破する<信越五岳トレイルランニングレース>が開催されたりと、アウトドアスポーツのシーズンですね!!

 

ま、サトシは三連休関係なく仕事でしたが…

こんな状況やと、来年エンデューロレースにエントリーするのも難しい…

どうにかせねば!!!

という凹んでいる中、インスタグラムをフォローしてくださり、当ブログを拝見していただいた方からメッセージをいただきました。 (めちゃめちゃ感謝!!!!!!!)

 

内容はと言うと…

「ショップさんから『初心者はフルサスがいいよー』って言われましたが、欲しいのはBigHonzoなんです。また、BigHonzoだとCR、DL、ST、ノーマルとどれが良いんでしょうか??アドバイスいただけますか??」

っていった感じ。

 

サトシがBigHonzoに乗ってて良かった!!嬉しい!!!

えー、冷静になればショップさんにアドバイスを受けてからサトシが意見するのって大変申し訳ないのです…

でもでも、よくよく考えてみると1台目を買う方へアドバイスする機会って無いんですよね。

自分がマウンテンバイクを勧めてたら、その中で1台目購入へのアドバイスをするかと思います。

しかし、マウンテンバイクに乗りたい!!って思ったとき、周りにマウンテンバイカーがいなければ最初の相談相手はショップさんだと思います。 そ

こでのショップさんとの出会いは今後のマウンテンバイクライフに大きな影響があるかと思います。

ぜひ良き出会いを!!

 

で、今回のテーマ<最初に1台はフルサスかハードテイルか>です。

ちょっと思わぬネタでしたが、改めて考えるとふかーいことに気づいたのでまとめてみました! *わかりやすくするために、参考としてKonaBikesの2020モデルを使わさせていただきます(メーカー様に怒られるかな…)

最初の1台、フルサス推し派

初心者ライダーにとってフルサスのメリットってなんでしょう。

何と言っても快適なライドを約束してくれるスペックでしょう。

マウンテンバイクを始めるにあたり、明確な目的や想いが無ければターゲットの広い1台を選ぶのが大事だと思います。

最初はどこをどんな風に走るのかなんて曖昧です。

乗りながら、遊びながら、自分が本当にしたいマウンテンバイキングを探す。

これが醍醐味。 で、KonaBikesからセレクトすれば、間違いなくこれ。

<PROCESS153> process_153_275.jpg フルサスなので最初の1台としての価格が妥当かという話は抜きにします。

最初の1台に求められることは、走るフィールドを選ばないということが大事だと思います。

今のフルサスって絶対にオールマイティ。

常設コースから里山トレイルの登りも含めて、どれでもいけてしまう恐ろしいスペックと思っています。

マウンテンバイクの面白さを苦痛なく最初から満喫するというテーマが最初は大事!!

このくらいのスペックが心にもライドにも良いと思います。

 

では、なぜ他のフルサスをおススメしなかったか。

Konaでフルサスのラインナップは他にクロスカントリーで定番の<HEIHEI>と今話題の<PROCESS134 29>です。

価格帯は同じようなものなので、比較としてはターゲットと特性。

<HEIHEI> hei_hei.jpg クロスカントリーをターゲットにした一台になるので、もちろ「クロスカントリーに出たい!!」という明確な想いがお持ちであれば間違いのない1台だと思います。

また、トレイルライドでも登り性能の高さや軽量さは色々な場面で活躍するでしょう。

それこそ、SDA王滝に出ることを思い描けば最適な1台でしょう!!

 

でも、気になることは最初の1台に29erってどうなんでしょうか??

サトシは最近いつも思います、29erは最強。

しかし、マウンテンバイクを始める方が29erのメリットをそこまで感じ取れるか。

それよりも、足つきの悪さや取り回しが大きいので、マウンテンバイクの基礎技術が身に付きにくいように思います。

(身長が180センチとか背が高くて、かつショップのアフターがあれば別の話ですが。)

 

29erフルサスは用途が曖昧な中では選ばないほうが良いカテゴリーだと思います。

そして、もう一台<PROCESS134 29> process_134_29.jpg 今話題のこれをなぜ勧めないのか?!

理由は至極シンプル。 やはり29erフルサスを最初の1台には不向きだと思います。(サトシ私観) もちろん、楽しい1台であることは間違いないと思います。

動画とかサイコーやもん。(高級グレードですが…) トラベル量もトレイルにはサイコーでしょう。

でも、やっぱり… フルサスで29erは初心者にはいろんな意味で難しいように思います。

何度も言いますが、背が高い方やショップのアフターが完璧であればもちろんサイコーの1台です。

Kona様、27.5でこのくらいのトラベル量のフルサス出してよ!!って不満をぶちまけそうです笑

最初に29erを選択することは、マウンテンバイクを扱うという大事なファクターを感じられないように思います。

もちろん、あまりにストイック過ぎるのは初心者の1台選びには別次元で問題です。

ただ、ある程度の幅があるほうが楽しめるのでは~、という緩い感覚も大事だと思います。

そういった意味で、今の27.5は安心感もスキルアップも最適な一台になりそうですよね。

最初の1台、ハードテイル推し派

ハードテイルで得られることは、やはりマウンテンバイクの基礎技術でしょう。

最初からスムーズに乗れないかもというデメリットもありますが、

しっかりアドバイスしてもらえる環境にあるならハードテイルが1台目になっても良いと思います。

そして、Konaならこの一台。

<Cinder Cone>でしょう。 cinder_cone.jpg 価格もばっちり。そのあとに色々とカスタムできる余地もあり、走るだけでなくカスタムする男の趣味をしっかり満たしてくれそうです笑

「ここはBigHonzo推しの場所だろ!!」

って突っ込まれそうですが、一台目はまずスタンダードに笑

ただ、初心者に純粋なハードテイルでトレイルライドってやはり恐怖もあるかと思います。

 

そういった方には間違いない1台がここで登場(笑)

<BigHonzoDL> big_honzo_dl.jpg ハードテイルで最初からこの1台をいくと費用的に大変かもしれませんので、あくまで予算に余裕があればの選択肢です。

やはり、最初の恐怖は一緒に乗るライダーと機材で取り除いてあげることも必要だと思います。

プラスタイヤの恩恵とかどうこう言わず、安心感の中でマウンテンバイキングを楽しめる一台になると思います。

細かいところは過去記事をご参照ください!!(うーん、手抜き笑)

<KonaBikes2020が一部発表!>

<KonaBikes2020さらに一部発表!!BigHonzoDLも!>

 

最初の1台、いや2台いっちゃいなよ派

もはやこれは財力の成せるワザなので、番外編(笑)

しかし、可能であればそうしても良いのではという提案です。

なぜなら… 今マウンテンバイクにはまっている諸兄様方は、「そうできれば良かったのに!!」と嘆いていますよ(笑)

 

最初の一台をどう選ぶかはそれぞれです。 嬉しくて最初の一台を乗り回すと、気づけば2台目を探し始める。

そして、「なんで最初にこれ選ばなかったんだろー…」と後悔するんです…

そら、ある程度ライドしたりカスタムする中で、自分の目指すマウンテンバイキングを作り上げるんです。

そういった過程が必要です。

しかーし、もし予算に余裕があれば同時にフルサスもハードテイルも購入する方がいらっしゃっても良いと思うのです。

これが趣味です。

最初に2台をまとめて購入された方がいらっしゃればぜひご連絡を!!

サトシ的まとめ

選ぶのがサイコーに贅沢で楽しい時間です。

そして、注文した時がピークだったりします(笑)

乗り始めると、「こんなんじゃなかったのにー!!」と、乗り手ではなく機材のせいにします(笑)

選んだことを後悔して自分を守りたいがために…

たくさん悩んでも、絶対に成功する買い物はありません。

悩んで悩んで、その中でショップさんとも親しくなれることもあると思います。

サトシに相談を持ち掛けていただいた方も、しばらくはきっと紋々とされているでしょう。

 

結局、最初の一台目はフルサスとハードテイルどっちかなのか?!

 

正直、どっちでもです。 決め手は走る環境やショップとの繋がり、どんなライダーになりたいか、です。

そこをショップさんがうまく引き出しながら、最後にはお客さん自身が決められるような提案をしていただければと思います。

仮に取り扱いがないメーカーを買われて持ち込みで来られた際にも、笑顔で整備や知識、ライドの楽しさを伝えてあげて欲しいと願います。

 

そんなサトシが最後に言えることは…

 

見た目で決めるのが吉!!!

見た目サイコー!!!!!!